エビスWEBカタログ
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11 == 気泡管の感度・精度とは?勾配とは?勾配とは、広辞苑では「傾斜面の傾き示す度合い。普通、傾斜面の水平方向の変化に対する水平面からの距離の比をいう。」との解釈がなされています。「勾配がぬるい」⇒傾斜が緩い、「勾配が早い」⇒傾斜が急である、などは日常よく使われている言葉でもあります。土手感度とは、JISZ8103 の定義では、「ある計測器が測定量の変化に感じる度合い。すなわち、ある測定量において、指示量の変化の測定量の変化に対する比。」と定義されています。精度とは、JISZ8103 の定義では、「ある計測器が表す値又は測定結果の正確さ(偏りの小さい程度)と精密さ(ばらつきの小さい程度)を含めた総合的な良さ。」と定義されています。測定値±精度(測定結果の正確さと精密さによる総合誤差)の中に測定目的の真の値(設計値)が含まれます。法 面 勾 配ともい い 、築 堤 、切 取りまたは土 止 め壁 等 の 法 面 勾 配 で、垂直距離に対する水平距離の割合で表現されます。すなわち、1割5分とは一般に築堤の法勾配で、垂直距離1に対して水 平 距 離 が 1 . 5 の ことを い い 、3 分 5 里とは 垂 直 距 離 1 に 対して水 平 距 離 が 0 . 3 5 のことをい います。屋根の流れなどの傾斜の程度は、勾配によって表わします。日本建築古来からの尺貫法で表す習慣があり、屋根勾配は水平距離1尺に対する垂直距離(立ち上がり)何寸の割合で表現されます。左 図 のように水 平 距 離 1 尺につき垂 直 距 離 4 寸で あるから、これを4寸勾配といいます。一般に配水管を埋設する工事において排水の出口側に向かってある一 定 の 勾 配 をつ けて 埋 設 されて います 。この 勾 配 を b / a で 示し、a=1000mm、b=10mmの勾配を1/100勾配と呼んでいます。また 、1 / 1 0 0 勾 配 は 、1 m 当 たり1 c m の 勾 配 な の で 1 分 勾 配 、2 /100勾配は、1m当たり2cmの勾配なので2分勾配と表現することもあります。土木工事で使われる法勾配とは・・・・・建築工事で使われる勾配とは・・・・・設備工事で使われる勾配とは・・・・・ 感 度精 度1.50 .3 51割5分勾配3分5 里 勾配4寸勾配4寸1尺1/100勾配b=10a=10000.0201°0.35mm1m(L)0.0573°1.0mmR=150mmの場合0.0286°0.075mm(R)150mmR=150mmの場合1.5mm0.0859°感度0.5mm/m=0.0286°0.0286°( )1m精度±1.5mm/m=±0.0859°以内0.0859°1m1mR=200mmの場合0.5mm(L)(R)200mmR=200mmの場合1.5mm1.0mm感度0.35mm/m=0.0201°0.0201°0.07mm( )精度±1.0mm/m=±0.0573°以内0.0573°1m1m68

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